希望が丘こども園には大きな農園があり、その役割は様々あります。
その中でも主に畑で作物を育てて食べる食育があります。
食育は、先生と子供たちで選んだ野菜を農園で育てて収穫し、皆で調理をして、それをいただきます。
他にも子供たちが思いおもいの遊び方を自由に出来る遊び場としての役割です。
子供たちがそれぞれ走り回りながら元気に過ごせる場所として機能しています。
保育の時間が終わり、保護者と帰宅する時でも農園に寄り、楽しそうに遊んでいる子供もいます。
この農園は、子供たちにとっての遊びの場所であり、感性を育む場所です。
出来上がった野菜をみんなで味わい、季節の花を愛で、芝生の上でかけ回りながら鳥の声や風を感じながら、子供たちは自然を体感しているはずです。
そんな子供たちの遊び方、過ごし方を見て、我々大人も多く学ぶ事が出来ています。
希望が丘こども園の農園が、子供たちが大人になっても記憶の中に残り続ける場所であって欲しいと思います。
にんじん🥕の間引き作業から食育までの流れ
希望が丘こども園には農業部門の先生たちがいます。農園の手入れ、食育など、こどもたちと関わりながら過ごしてくれています。
乳児棟の職員より
乳児棟でのにんじん等の食育について。
にんじんの葉を割いたり、間引きしたにんじんを見ることで、子どもたちの中で「にんじん」に興味を持ったように感じます。
普段、にんじんを苦手とする子も触ったり、匂いを嗅ぐ事をしていました。
出来上がった素揚げのにんじんや葉っぱを「ちょうだい!」「食べたい!」と、教えてくれる子がかなりいました。そのやり取りを見て、普段、偏食な子も「にんじんちょうだい!」と、教えてくれました。(実際は、手に持つだけで少しペロっとしただけです。)それでも、食育の成果は、偉大だと感じました。
普段白米しか食べたことをない子が「おいもちょうだい!おいしい!おかわり!」と、白米以外で食べる姿を見ることが出来ました。感動しました。
農作物の恩恵に感謝します。
尽力いただいた先生達にも、感謝です。